天空の鳥居の彼方を舞う“天翔ける龍”をとらえた雄々しき絶景！

頭上高く広がる空には、太陽や月、湿度、風、気流などによって驚くような現象が作り出されることがあります。よく知られるのは虹、彩雲、にちりん、朝焼け夕焼け、月食、スーパームーン、光芒などですが、蜃気楼、環状アーク、光柱、二重虹、だるま太陽、オーロラといった出会う確率の低い現象に遭遇すると、神々しさを覚えるとの感想が聞かれます。
大空に浮かぶ雲が風によって姿を変え、模様を作り出す様子は一番身近な天体現象の一つです。雲は、光や水分、出現する高さなどによって様ざまな形になるので、見る人それぞれのイメージで理解し、感じ、楽しめる自然現象だと思います。

街を一望する高台にある鳥居で日没後に出会ったこの光景も、様ざまな要因で天体が作り出した不思議な空模様でした。
ここは大変人気のあるスポットで、昼はもちろん夜も高台からの夜景を求めて多くの人が訪れ、鳥居付近は常に人がいるのですが、撮影時、!!Mk!陽が沈む頃には誰一人いなくなると同時に、上空が龍の顔のように見える空模様になったのです。暗くも明るくもない、不思議な時間帯に出会った神々しいひとときとなりました。
その後、時間の経過とともに暗くなり、夜景を楽しめる頃には再び人が訪れはじめました。

天地を見渡す鳥居と真っすぐに行く龍の開運パワーが届くことを期待します！